私が洗礼を受けていない場合にはどうなりますか。

フィンランド語原版執筆者: 
ヤリ・ランキネン(フィンランドルーテル福音協会、神学修士)
日本語版翻訳および編集責任者: 
高木賢(フィンランドルーテル福音協会、神学修士)

信仰の問題を真面目に考えてはいるがまだ洗礼は受けていない、そんなあなたに私は次のメッセージを送ります。

洗礼を受けるべきかどうか、今あなたは迷っているかもしれませんね。
そう、洗礼は受けるべきです。
ルター派の教会の牧師に連絡を取り、洗礼を受けたいという希望を伝えてください。
まもなく洗礼準備会に通うことができるようになるでしょう。
牧師の指導のもとにキリスト教の主要な信仰の内容を一通り学んだら、あなたは洗礼を受ける準備ができたことになります。

あなた自身は洗礼を受けたいのに、何かの事情ですぐには洗礼を受けることができない場合もあるかもしれません。
たとえば、未成年のあなたは洗礼を受けるのをご両親に反対されているかもしれません。
洗礼を受けていなくても、イエス様を信じてよいのです。
成人して自分のことを自分で決めることができるようになったら、できるだけ早く洗礼を受けてください。

何かの事情でまだ洗礼を受けていない自分の子どもに洗礼を受けさせるべきかどうか迷っている、そんなあなたに私はこう言いたいです。

そう、子どもにも洗礼を授けるべきです。
ですから、この場合にも、ルター派の教会の牧師に連絡を取って、子どもの受洗について相談しましょう。

「すると、ペテロが答えた、 「悔い改めなさい。
そして、あなたがたひとりびとりが罪のゆるしを得るために、イエス・キリストの名によって、バプテスマを受けなさい。
そうすれば、あなたがたは聖霊の賜物を受けるであろう。
この約束は、われらの主なる神の召しにあずかるすべての者、すなわちあなたがたと、あなたがたの子らと、遠くの者一同とに、与えられているものである」」。 聖書の(使徒言行録2章38〜39節)