課題

1)「聖書についての4つの理解の仕方」であげた聖書理解が互いにどう異なっているか、その違いを特徴付けてみてください。
  A) 1番目と2~4番目の間の違い
  B) 2番目と3~4番目の間の違い
  C) 3番目と4番目の違い

2)次に挙げる聖書の箇所から「律法と福音」について例を挙げてください。
  「ローマの信徒への手紙」8章31~34節
  「ローマの信徒への手紙」12章9~12節
  「マタイによる福音書」5章1~16節
  「ヨハネによる福音書」15章1~10節

3)「ルカによる福音書」24章25~32、44~48節および「ヨハネによる福音書」5章37~47節を読んでください。その際、イエス様は旧約聖書が御自身について証していることについてどのように言っておられるか、注目してください。
旧約聖書の諸書はイエス様について何を証し何を語っているのでしょうか?
また、どのようなことがイエス様の上に起きることになっていると書かれていますか?

4)聖書を普通の百科事典のように読むことはできません。それがはっきりわかるのはたとえば詩で書かれている聖書の箇所です。そういった箇所はおそらく文字通りに読まれることを意図して書かれてはいません。たとえば次の箇所を読んでみてください。
  「ヨブ記」26章6~14節、38章4~13節
  「詩篇」114篇。
詩的な表現についてメモを取ってみてください。
詩的な表現を含んだ聖書の箇所はどのような信仰のメッセージを含んでいますか?

5)イエス様が旧約聖書を引用なさっている新約聖書の箇所を探してください。
それから「マタイによる福音書」21章42節を文脈に沿って読んでください。
イエス様が引用しておられる箇所を旧約聖書から探して、その箇所も文脈に沿って読んでみてください。
「ルカによる福音書」4章21節を読み、マタイの箇所と同じことを試みてください。
これらの旧約聖書の箇所について次に列挙する主張の中で正しいと思われるものはどれでしょうか?
  A)文脈から判断してイエス様が引用されている箇所はメシアについて語っている。
  B) 旧約聖書の元々の文脈はメシアについて語っているものではないが、そこで使われている言葉はイエス様に当てはまっている。
それでは質問に答えてみてください。
次の二つのうちどちらがイエス様にとってより大切だったのでしょうか?
  1)元々の意味内容
  2)イエス様と結びついて読まれるときに御言葉がもつ意味内容
また、イエス様が聖書を読まれるやりかたについて皆で話し合ってみてください。